PPLコーポレーションが減配!

米国株

とうとうPPLが減配しました。米国株の公益事業だったので、なんとか増配を保ってくれるかなと期待していたのですが、ダメでした。

PPLとは

 電力持株会社。ペンシルバニア州とケンタッキー州や英国で電力事業を展開していますが、21年6月に英国の電力事業を売却すると発表しました。米国四季報によれば、日本での同業種企業は四国電力に当たるそうです。日本ではエネルギー資源の価格高騰により、電力事業は現在は厳しい状況です。米国もそうなのかどうかはわかりませんが、大変厳しい状況なのでしょう。米国の他の公益事業の銘柄を調べてみると2018年から2020年にかけてほとんどの公益事業銘柄の売上高が下がっています。しかし、ほとんどが2021年には売上高が伸びています。PPLだけが2021年も売上高が下がっています。しかも、PER (株価収益率)が991.82!これはやばい。

PERとは

 PER (株価収益率)とは「今の株価が“1株当たりの純利益”の何倍なのか」ということを示しています。たとえば、純利益が100万円で発行済み株式数が1万株の場合、1株当たり純利益(EPS)は、100万円÷1万株=100円となります。つまり、この会社の利益は1株当たりだと100円、ということです。そして、この会社の株価が1株3000円だとしましょう。EPSが100円なので、PERは3000÷100=20倍となります。

 これは見方を変えれば、この会社の株を1株購入したら、その投資額を回収するのに20年かかるということになります。 ということは、PERの数字が大きければ割高な株、逆に小さければ割安な株ということになります。米国株はPERが30~50倍などが普通だと思いますので、991倍はかなり割高でやばい株ということになりますね。今はS&P500に入っているけど除外されないのか心配です。株価が安いので、お金のない私にとって、手軽に買えて良かったのですが、減配は残念です。

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