今回はオープンハウス【3288】を取り上げてみました。
この銘柄はマネックス証券の10年スクリーニングでピックアップしました。
隠れキャラ的存在ですね。
総合得点が41.8点とは素晴らしいですよね。
理論株価が+120%ということは今後も株価が上がる可能性があるということです。
さらに連続増配をずっとしているので、毎年毎年配当金が増える可能性も高いということです。
あまり馴染みのない銘柄かもしれませんが、注目に値すると思っています。
- オープンハウス【3288】の現在の株価
- オープンハウス【3288】をピックアップした情報源
- オープンハウス【3288】はどんな会社なのか
- 銘柄を評価する基準と配点
- 1. リスク情報 (5点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 2. PER (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 3. PBR (3点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
- 4. 配当利回り (2点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
- 5. ROE (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 6. ROA (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 7. 自己資本比率 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
- 8. 理論株価 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 9. 営業収益推移 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 10. 当期利益推移 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 12. 連続増配 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 13. 配当性向 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
- 14. 全業種でのポジション (5点)→オープンハウス【3288】の得点は4.4点
- 15. 業種内でのポジション (5点)→オープンハウス【3288】の得点は4.4点
- 株主優待情報
- まとめ
- 私がこの日本株の点数化をブログにする理由
オープンハウス【3288】の現在の株価
オープンハウス【3288】の現在の株価は5850円です。
ちょっと高いですが、1株から購入できる証券会社で買えば、そこまで負担が無く購入できますね。
大型株ではなく、中型株なので値動きは少し荒いかもしれません。
したがって、100株を買うのではなく、1株ずつ買うほうが安全かもしれませんね。
オープンハウス【3288】をピックアップした情報源
«得点化する企業を選んだ情報源»
①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄
②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄
③雑誌の専門家が選んだ銘柄
④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄
⑤株主優待の新設・拡充の速報からの銘柄(改悪・廃止は除く)
先にも述べたように、今回は①でピックアップしました。
マネックス証券の10年スクリーニングでは、名前も知らないような銘柄でも、優秀な成績をおさめている銘柄が出てくるので非常に役に立ちますね。
オープンハウス【3288】はどんな会社なのか
東京・横浜・川崎などの都心部の狭小戸建て住宅で断トツトップということです。
首都圏で戸建てをご購入された方や、検討されている方は知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
1997年に不動産仲介・住宅販売として設立した会社です。
あのセンチュリー21のフランチャイズとして拡大したようですが、2012年にその契約を解除し、自社ブランドで営業を開始したようです。
センチュリー21の力を借りずに成長しているので、確固たる地位を築きつつあるようですね。
設立以来のノウハウを生かして土地を調達し、企画・設計・販売まで手掛けることにより、コストを下げています。
そのため他社が真似できないくらいの低価格で住宅を提供できるようです。
現在、首都圏マンションは順調に売上を伸ばしています。
分譲戸建てでは、関西で好成績のようです。
資材高の世の中ですが、売価上昇で利益を上昇させています。
自社株買いを300億円を上限に行っていますので、株主還元にも目を向けています。
銘柄を評価する基準と配点
東洋経済新報社で発行している四季報を参考にして、評価基準の成績を点数化します。
評価するカテゴリーは以下のようになります。 ( )内の点数は配点となり、15項目すべてを足し合わせると50点満点となります。
1. リスク情報 (5点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
5段階評価:1→安全・・・得点5点
2→比較的安全・・・得点4点
3→普通・・・得点3点
4→やや危険・・・得点2点
5→危険・・・得点1点
投資リスクは『普通』なので、得点は3点です。
2. PER (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
10倍以下→得点3点
10倍より大きく20倍以下→得点2点
20倍より大きい→得点1点
PERは8.6倍なので、得点は3点です。
3. PBR (3点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
«評価基準»
1倍以下→得点3点
1倍より大きく2倍以下→得点2点
2倍より大きい→得点1点
『2. PER』の図より、PBRは2.09倍なので、得点は1点です。
4. 配当利回り (2点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
«評価基準»
3%以上→得点2点
1%以上3%未満→得点1点
0%から1%未満→得点0点
『2. PER』の図より、配当利回りは2.27%なので、得点は1点です。
5. ROE (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
10%以上→得点3点
8%以上→得点2点
8%未満→得点1点
ROEは26.4%なので、得点は3点です。
それにしても20%を超えているのは素晴らしいです。
6. ROA (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
5%以上→得点3点
3%以上→得点2点
3%未満→得点1点
『5. ROE』の図より、ROAは7.9%なので、得点は3点です。
7. 自己資本比率 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は1点
«評価基準»
60%以上→得点3点
40%以上60%未満→得点2点
10%以上40%未満→得点1点
10%未満→得点0点
『5. ROE』の図より、自己資本比率は33.4%なので、得点は1点です。
8. 理論株価 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
上昇余地 100%以上・・・得点3点
0%以上100%未満・・・得点2点
0%未満・・・得点1点
理論株価は上昇余地が+128.8%なので、得点は3点です。
9. 営業収益推移 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
売上高推移は5期連続増加なので、得点は3点です。
綺麗な右肩上がりですね。
安心感があります。
10. 当期利益推移 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
当期利益推移は5期連続増加なので、得点は3点です。
11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点
② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点
①② ③以外の状況→得点1点
③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点
『1株益>1株配かどうか』は①になるので、得点は3点です。
12. 連続増配 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
5期連続増配→得点3点
5期中、3回以上増配→得点2点
5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点
5期中、1つでも減配がある→得点0点
『11. 1株益>1株配かどうか』の図より、連続増配は5期連続増配(予定込み)なので、得点は3点です。
13. 配当性向 (3点)→オープンハウス【3288】の得点は3点
«評価基準»
0%より大きく40%以下→得点3点
40%より大きく60%以下→得点2点
60%より大きく90%以下→得点1点
90%より大きいまたは配当なし→得点0点
四季報に載っていないので、別のサイトで調べました。
配当性向は20.3%なので、得点は3点です。
配当性向が20%ということは、配当を増配する余地がかなりありますので、連続増配が楽しみな銘柄ですね。
14. 全業種でのポジション (5点)→オープンハウス【3288】の得点は4.4点
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
全業種でのポジションの
収益性→得点は1点
売上成長性→得点は1点
効率性→得点は0.8点
安全性→得点は0.6点
時価総額→得点は1点
合計で4.4点となります。
15. 業種内でのポジション (5点)→オープンハウス【3288】の得点は4.4点
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
業種内でのポジションの
収益性→得点は1点
売上成長性→得点は1点
効率性→得点は0.8点
安全性→得点は0.6点
時価総額→得点は1点 合計で4.4点となります。
株主優待情報
オープンハウス【3288】は株主優待を実施していません。
まとめ
今回はオープンハウス【3288】を見てきました。
総合得点が41.8点という素晴らしいです点数に加えて、理論株価は2倍以上の上昇可能性あり、連続増配株、売上高も連続上昇という文句なしの状況です。
少し不安が残るところと言えば、自己資本比率が33.4%というところだけでしょうね。
自己資本比率を高めて行ってくれれば、素晴らしい銘柄となりますね。
とにかく、不動産を取り扱う会社は、うまく事業を展開すれば桁違いに儲かる業界となっています。
オープンハウス【3288】もうまく事業を展開しているようですので、今後も期待ができそうな銘柄ですね。
私がこの日本株の点数化をブログにする理由
何の銘柄を買ったら良いか迷っている初心者個人投資家のみなさんに、投資の指標となる基準をご提供できればと思い、日本株銘柄の点数をつけたブログを日々書いています。
その業界に詳しくなくても、世の中の動きを予想できなくても上がる銘柄を事前に察知できれば株で資産形成ができます。
機関投資家のような人たちは有料情報などの特別なルートから情報を収集して、投資を実行しています。
しかし、私たち一般市民はそのような情報を手に入れることはなかなかできません。
特別な情報を入手できなくても、この点数化によってしっかりとした基準が作れるのかを長期に渡って検証していくつもりです。
50点満点で日本株の銘柄を一つ一つ得点化し、現時点で得点の高い銘柄が将来株価が上がることを証明できれば、これから資産形成をしたいと思っている投資初心者の方のお役に立てるでしょう。
ウォーレン・バフェットのような伝説の投資家も将来の株価を正確に予想することは困難です。
そのため投資はうまくいったり、損をしたりの繰り返しです。
しかし、間違ったところに投資をしなければ将来は確実に資産を増やせるものだと思っています。
将来富をもたらしてくれる優良企業を見つける参考にして頂ければ幸いです。
(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。
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