お値段以上ニトリ!:ニトリホールディングス【9843】の総合得点は40.6点

日本株:総合得点ランキング
謎の女性教師
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今回はニトリホールディングス【9843】を

取り上げてみたいと思います。

専業主夫
専業主夫

お値段以上、ニトリ!ですね^^

謎の女性教師
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(無視)国内首位の家具・インテリアを

製造し販売する会社ね。

専業主夫
専業主夫

オリジナルの商品がたくさんあって、

いつもワクワクしながら店舗を見て回っています。

謎の女性教師
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2021年はコロナ禍により自宅で過ごす人が増えたため、

売れ行きが好調だったけど、2022年はその反動で売上減少。

今後はどうなるのかが見ものね。

専業主夫
専業主夫

本業の家具・インテリアの業績は頭打ちの状態のようですね。

謎の女性教師
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そうなのよ。今後の成長は海外事業、つまり海外進出が

成功するかどうかにかかってくると思われるわ。

  1. はじめに、企業を採点する目的について簡単に説明します
  2. ニトリホールディングス【9843】の現在の株価は13040円
  3. ニトリホールディングス【9843】をピックアップした情報源
  4. ニトリホールディングス【9843】はどんな会社なのか
  5. 銘柄を評価する基準と配点
    1. 1. リスク情報       (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4点
    2. 2. PER     (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点
    3. 3. PBR  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は1点
    4. 4. 配当利回り (2点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は1点
    5. 5. ROE  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    6. 6. ROA  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    7. 7. 自己資本比率 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    8. 8. 理論株価 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点
    9. 9. 営業収益推移 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点
    10. 10. 当期利益推移 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点
    11. 11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    12. 12. 連続増配     (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    13. 13. 配当性向      (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点
    14. 14. 全業種でのポジション (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4.4点
    15. 15. 業種内でのポジション (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4.2点
  6. 株主優待情報
  7. まとめ
  8. 私がこの日本株の点数化をブログにする理由

はじめに、企業を採点する目的について簡単に説明します

企業の四季報などの資料を専業主夫の独自基準で採点することによって、将来伸びる企業であるのか、そうでないのかを判定できることを目指しています。

個別株にお悩みのお方のお力になればと思って、日々ブログを更新しております。

詳しい説明は、目次の最後「私がこの日本株の点数化をブログにする理由」に載せております。

よろしくお願いいたします。

ニトリホールディングス【9843】の現在の株価は13040円

日興フロッギーより

ニトリホールディングス【9843】の現在の株価は13040円となっています。

2年前にはコロナ禍の影響で自宅で過ごす人が増えたことにより、商品の売れ行きが好調でした。

そのため、株価が2万3000円を超えるほど上がりましたが、現在はその特需が消えたことにより、株価が失速している状況です。

ニトリホールディングス【9843】をピックアップした情報源

«得点化する企業を選んだ情報源»

①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄

②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄

③雑誌の専門家が選んだ銘柄

④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄

⑤株主優待の新設・拡充の速報からの銘柄(改悪・廃止は除く)

⑥良い銘柄かはわからないが、純粋に興味があったから

今回のニトリホールディングス【9843】は①のスクリーニングにより選出しました。

連続増収年数(売上高)が連続9期以上

連続増益年数(営業利益)が連続9期以上

連続増益年数(経常利益)が連続9期以上

連続増益年数(当期利益)が連続9期以上

10年間の最高更新(売上高)になったもの

という条件で21件の銘柄が抽出されました。

その中でニトリホールディングス【9843】は知名度が高いので企業分析をしてみることにしました。

ニトリホールディングス【9843】はどんな会社なのか

国内トップの家具・インテリアの製造そして小売のチェーン店です。

言わずと知れた「お値段以上、ニトリ!」のCMで有名ですね。

自社開発商品が大半となっています。

つまりオリジナルの商品が目玉となっている企業です。

コロナ禍の特需があったため売上高を伸ばしていましたが、その反動で売上に陰りが見えてきました。

しかし、中堅のホームセンター島忠を買収し、その売上・利益がニトリの売上・利益を底上げしました。

今後の島忠の売上・利益がニトリ本体の売上・利益を左右するかもしれません。

さらに海外進出にも積極的になっています。

現在は、中国・台湾・米国に進出しています。

そして、マレーシアやシンガポールにもそれぞれ1号店をオープンすることによって、東南アジアの足がかりも築きました。

ニトリは独自の物流システムにも定評があります。

銘柄を評価する基準と配点

東洋経済新報社で発行している四季報を参考にして、評価基準の成績を点数化します。

評価するカテゴリーは以下のようになります。 (  )内の点数は配点となり、15項目すべてを足し合わせると50点満点となります。

1. リスク情報       (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4点

«評価基準»

5段階評価:1→安全・・・得点5点

      2→比較的安全・・・得点4点

      3→普通・・・得点3点

      4→やや危険・・・得点2点

      5→危険・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より

投資リスクは『比較的安全』なので、得点は4点です。

2. PER     (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点

«評価基準»

  10倍以下→得点3点

  10倍より大きく20倍以下→得点2点

  20倍より大きい→得点1点

日興フロッギーの四季報より

今期のPERはないので、来期ののもを採用します。

PERは15.5倍なので、得点は2点です。

3. PBR  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は1点

«評価基準»

  1倍以下→得点3点

  1倍より大きく2倍以下→得点2点   

  2倍より大きい→得点1点

『2.  PER』の図より、PBRは2.04倍なので、得点は1点です。

4. 配当利回り (2点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は1点

«評価基準»

  3%以上→得点2点

  1%以上3%未満→得点1点

  0%から1%未満→得点0点

『2.  PER』の図より、配当利回りの表記が無いので、別のサイトで調べました。

配当利回りは1.04%なので、得点は1点です。

5. ROE  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  10%以上→得点3点

  8%以上→得点2点   

  8%未満→得点1点

日興フロッギーの四季報より

ROEは14.1%なので、得点は3点です。

6. ROA  (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  5%以上→得点3点

  3%以上→得点2点

  3%未満→得点1点

『5.  ROE』の図より、ROAは9.8%なので、得点は3点です。

7. 自己資本比率 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  60%以上→得点3点

  40%以上60%未満→得点2点

  10%以上40%未満→得点1点

  10%未満→得点0点

『5.  ROE』の図より、自己資本比率は74.5%なので、得点は3点です。

8. 理論株価 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点

«評価基準»

上昇余地  100%以上・・・得点3点

      0%以上100%未満・・・得点2点

      0%未満・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より

理論株価は上昇余地が+8.0%なので、得点は2点です。

9. 営業収益推移 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点

«評価基準»

  6期前を基準に 5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

売上高推移は「5期中1回だけ減少がある」なので、得点は2点です。

10. 当期利益推移 (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は2点

«評価基準»

  6期前を基準に 5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

当期利益推移は「5期中1回だけ減少がある」なので、得点は2点です。

11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  ①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点

  ② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点

    ①② ③以外の状況→得点1点

  ③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

『1株益>1株配かどうか』は「①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続」なので、得点は3点です。

1株益に対する配当は余裕ですね。

これからも確実に増配できそうです。

12. 連続増配     (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  5期連続増配→得点3点

  5期中、3回以上増配→得点2点

  5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点

  5期中、1つでも減配がある→得点0点

『11.  1株益>1株配かどうか』の図より、連続増配は「5期連続増配」なので、得点は3点です。

13. 配当性向      (3点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は3点

«評価基準»

  0%より大きく40%以下→得点3点

  40%より大きく60%以下→得点2点

  60%より大きく90%以下→得点1点

  90%より大きいまたは配当なし→得点0点

四季報に載っていないので、別のサイトで調べました。

配当性向は16.3%なので、得点は3点です。

14. 全業種でのポジション (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4.4点

«評価基準»

 収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より

全業種でのポジションの

収益性→得点は1点

売上成長性→得点は1点

効率性→得点は0.6点

安全性→得点は0.8点

時価総額→得点は1点

合計で4.4点となります。

15. 業種内でのポジション (5点)→ニトリホールディングス【9843】の得点は4.2点

«評価基準»

収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より

業種内でのポジションの

収益性→得点は1点

売上成長性→得点は1点

効率性→得点は0.2点

安全性→得点は1点

時価総額→得点は1点

合計で4.2点となります。

株主優待情報

ニトリホールディングス【9843】は株主優待制度を実施しています。

以下に公式ホームページの内容を載せておきます。

ニトリの公式ホームページより

10%の割引券がもらえるようですね。

他の株主優待と比べると少し物足りない気がしますね。

20%とか30%の割引券があったらもっと嬉しいですよね。

まとめ

ニトリホールディングス【9843】の総合得点は40.6点となりました。

大型株としてはかなりの高得点です。

配当は連続増配ですし、1株益も1株配当より6倍から8倍くらいありますので、まだまだ連続増配をしてくれると考えられます。

自己資本比率もかなり高いですね。

売上高や当期利益などが現在までは右肩上がりとなっています。

しかし、コロナ禍で自宅で過ごす人が増えたことで売上高や利益が上がったようなので、今後はその反動で売上高や利益が減少する可能性があります。

つまり、今後のニトリの業績は右肩上がりの可能性が小さくなっています。

我慢の時期が来るのかも知れません。

ただ、財政面のリスクは皆無ですし、海外進出が成功すればまた右肩上がりの業績になるという可能性もあります。

ニトリの海外進出の動向をしっかりと注視して行く必要があると思います。

«参考»

日興フロッギーの四季報より

私がこの日本株の点数化をブログにする理由

何の銘柄を買ったら良いか迷っている初心者個人投資家のみなさんに、投資の指標となる基準をご提供できればと思い、日本株銘柄の点数をつけたブログを日々書いています。

その業界に詳しくなくても、世の中の動きを予想できなくても上がる銘柄を事前に察知できれば株で資産形成ができます。

機関投資家のような人たちは有料情報などの特別なルートから情報を収集して、投資を実行しています。

しかし、私たち一般市民はそのような情報を手に入れることはなかなかできません。

特別な情報を入手できなくても、この点数化によってしっかりとした基準が作れるのかを長期に渡って検証していくつもりです。

50点満点で日本株の銘柄を一つ一つ得点化し、現時点で得点の高い銘柄が将来株価が上がることを証明できれば、これから資産形成をしたいと思っている投資初心者の方のお役に立てるでしょう。

ウォーレン・バフェットのような伝説の投資家も将来の株価を正確に予想することは困難です。

そのため投資はうまくいったり、損をしたりの繰り返しです。

しかし、間違ったところに投資をしなければ将来は確実に資産を増やせるものだと思っています。

将来富をもたらしてくれる優良企業を見つける参考にして頂ければ幸いです。

(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。

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